カメラと僕。

中学ぐらいからずっと、趣味で写真撮影を続けている。
最初は主に、風景を撮るのが好きだった。

2003年。中学生の頃、初めてデジタルカメラを買った。当時はスマートフォンなどもちろん存在せず、一部の携帯電話にやっとカメラが搭載されたような時代。人は皆、デジタルカメラを持ち歩いていた。
買ったのはミノルタの「DiMAGE Xt」だった。こんなカメラだ。

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僕が買ったのはシルバーだったけれど。
普通のカメラはズームするとレンズが飛び出す。けれどこのカメラはレンズが本体の中にあり、ズームしてもレンズが伸びない、という特徴があった。
コンパクトで可愛くて、レンズが伸びないところがSFに出てくる道具っぽくて、すごく好きなカメラだった。

3年ほど使ったこのカメラは壊れてしまい、キヤノンの「IXY DIGITAL 800IS」を買った。
2006年ごろ。

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キヤノンのIXY」は、CMとかがすげー格好良くてカメラのデザインも素敵だった。同じくこれも3年ぐらい使った。2009年、高校の卒業式でも使ったなぁ。

 

そしてIXYを使いつつ、2007年、高校1年生の時に初めて「デジタル一眼レフ」を買った。
友人のライブ写真を撮る機会が増え、もっといい写真を撮りたくなったのだ。
買ったのはニコンの「D40」というカメラ。
当時、ニコンキヤノンは低価格な「入門用一眼レフ」を出し合っており、キヤノンの「Kiss」シリーズに対してニコンが出したのがこのD40だった。「デジタル一眼レフを買うなら10万円から」という時代だったのだが、このカメラは店頭売価6万円程度。もちろんほかのカメラに比べたら色んな機能が削がれているのだが、それを逆手に取った約475gという軽さも強いアピールポイントだった。軽さと安さにフォーカスした、ニコンが勝負を仕掛けたカメラである。

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安いだけあって色んなスペックが最低限だった。
ピントを合わせる箇所を「フォーカスポイント」と呼ぶのだが、中堅機で11点ほどあるフォーカスポイントが、D40は3点しかなかった。なので、3つの箇所のいずれかに合うようにピントをあわせて撮影する必要があった。
このカメラでいろんなものを撮った。高校時代、友人のライブ写真の殆どはこのカメラで撮影していた。今写真を見返すと、すごく頑張って撮影している当時の自分を思い出す。

高校卒業後、ライブ写真を撮る機会はめっきり減ってしまったのだが、一眼レフ自体は持ち歩き、撮影していた。
一眼レフの使い方も解ってきたところで、さすがにもう一つ上のグレードのカメラが欲しくなった。そこで買ったのが、D90だった。

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2010年に購入した。一時期、「Flickr(写真共有サイト)上にアップロードされている写真が最も多いカメラ」となったことでも有名なこのカメラ。ニコンのベストセラーといえる中堅機で、古いレンズも使えて丈夫、1000万画素を越える高画質が魅力的なカメラだった。

ずっとこのカメラを使っていたのだけれど、気づけば持ち歩かなくなってしまった。何故かというと、重いから。
一眼レフとしては軽い方なのだけれど、この数年間の間にiPhoneのカメラがものすごい進化を遂げてしまい、「もう一眼レフ持ち歩かなくてもよくね?」という世界になってしまったのだ。


その後、2014年に雑誌編集部に就職。仕事柄カメラを使うのだけれど、D90は重いし、「軽くてめちゃくちゃキレイな写真撮れるカメラ」が欲しくなってしまった。そんな滅茶苦茶なカメラが有るわけがない、と思ったら技術の進化は凄まじく、ソニーがとんでもないカメラを出していた。

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RX100M3。滅茶苦茶スゴいカメラで、今現在も使用している。
この数年の間で、ミノルタコニカが合併してコニカミノルタになり、コニカミノルタのカメラ部門がソニーに買収されたため、ソニーがカメラをバシバシ作っていた。そしてそのカメラが軒並み超スペックを叩き出していた。

で、このRX100M3を使っていると、D90のスペック不足が甚だしい。画素数は低いし、重いし、AFは遅いし…。全く使わなくなってしまった。
考えてみたら8年以上前のカメラなのだ。この8年の技術革新はめざましく、どのぐらいすごいかというとiPhoneが「デジタルカメラ」の代わりになってしまったぐらいすごい。
そんなわけで、一眼レフは使わず、主にiPhoneとRX100M3で写真を撮影して過ごしていた。
…んだけど、iPhoneにもRX100M3にも撮影できない写真というのが確実に存在する。
1つは「速く動くもの(動体)」。iPhoneもRX100M3もAFが遅いため、なかなか難しい。
もう一つは「暗い場所・明るすぎる場所」での撮影。
これら2つの条件がどちらも揃うのが「ライブ写真」なのだ。ライブ写真は一眼レフじゃないと撮影できない。
「もうライブ写真を撮ることはほとんどなくなったのだけれど、もし撮ることになったとき、いいカメラを持っていなかったら悔しい思いをするし、何より一眼レフでもう一度写真を撮りたいな」、という気持ちが昨年からどんどん強くなっていた。

そして一眼レフからミラーレス一眼へと鞍替えして、今日カメラを買ってきた。
α7II。

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とりあえずぶっちぎりで素晴らしいカメラでした。

続きは別で書きます。